ジョン・スミスのまともな投資日記

「普通の人」ジョン・スミスが、「そこそこ儲ける」ための方法を試行錯誤する日記です。

【IPO】レオス・キャピタルワークス(7330)の抽選に参加します。ポート(7047)は参加を見送ります。

 レオス・キャピタルワークス(7330)は、東証マザーズ上場予定の中型案件です。公募割れの可能性は「ある」と思われます。

 ポート(7047)も、東証マザーズ上場予定の中型案件です。公募割れの可能性は「かなりある」と思われます。

 

 両銘柄ともに12月IPOの中では「微妙銘柄」と言えます。両銘柄ともにクリスマス上場ですが、4社同時上場というのが大きな不安要素です。

 レオス・キャピタルワークス(7330)は「ひふみ投信」でよく知られています。心配に思われるのは、仮条件の大幅引き下げです。ふつうは「仮条件弱気=需要が小さかった=人気化していない=公募割れの危険あり」という公式が成り立つのですが、今回の弱気な仮条件は幹事団がネット証券(抽選配分100%)に偏っている都合、特にライブスター証券の配分能力の都合によるものと思われます。
 ライブスター証券はIPOではこれまでも時々委託幹事になっていましたが、今回初めての幹事入りしました。配分枚数は2000枚弱で、委託幹事の時(5枚)とは比較にならない、未知の領域です。ライブスター証券は口座数が少ないため、万が一にも配り切れないということがあって困ります。また、楽天証券やマネックス証券にとっても、普段よりはかなり多い配分になりそうです。したがって、仮条件引き下げで割安感を演出し、万が一の公募割れを防ごうということなのではないでしょうか

主幹事のみずほ証券は、2017年12月のHANATOUR JAPANのIPOでも同じような大幅な仮条件引き下げを行っています。この時は、仮条件引き下げが奏功してか、初値は公募価格+200円で発進しました。この銘柄も12月IPOラッシュの中で埋もれそうになっていました。

 実際、仮条件をここまで引き下げたことで、割安性も出てきています。したがって大幅な公募割れの心配は少ないと言えそうです。
 以上を考慮し、スミスは本銘柄には全力参加しようと思います。

 

 一方、クリスマス上場の4社の中で、ポート(7047)は成長性も話題性も割安性も乏しいです。さらにロックアップがかかっていないベンチャーキャピタルが存在し、売り圧力発生の可能性もあります。いくらかプラスになるかもしれませんが、ポジティブな材料があまり見当たらないので、スミスは見送ります。

 スミスの独自予想当選確率は以下の通りです。

〇レオス・キャピタルワークス(7330)
みずほ証券 14.19%
マネックス証券 4.04%
楽天証券 7.90%
ライブスター証券 36.52
その他の証券 0.10%未満(SBI

 

〇ポート(7047)
大和証券 7.40%
岩井コスモ証券 0.75%
三菱UFJMS証券 0.28%
いちよし証券 0.20%
丸三証券 0.16%
エイチ・エス証券 0.36%
その他の証券 0.10%未満(SBI、野村、SMBC、岡三)

※カブドットコム証券とマネックス証券以外の委託幹事は計算対象から外しています。

  レオス・キャピタルは、やはりライブスター証券がねらい目になるでしょう。主幹事のみずほ証券と、抽選配分100%の楽天証券とマネックス証券も、かなり高めの当選確率を予想しています。SBI証券はお察しください。

 ポートは実質スルーですが、うっかりSBI証券で補欠当選してしまったりしない程度の人気はあると思います。

 

 スミスは、太字の証券会社から参加予定です。

 

 当選した場合、レオス・キャピタルは初値売りしないかもしれません。

 

 今回はこれくらいで。それでは、また。
                               J. S.