【IPO】KHC(1451)の抽選は見送ります。
KHC(1451)は、東証2部上場予定の中型案件です。公募割れの可能性は「かなり大きい」と思われます。
0.初値等に関するスミスからのコメント :「危険銘柄」だと思います。
スミスは、KHCは「危険銘柄」と考えています。親子上場、東証二部、地味業種、高い売出比率、低くもないけど高くもない成長性(減収減益予想)、3社同時上場(特にミンカブ・ジ・インフォノイドの存在)、そして何より、商売上手の野村證券が弱気の価格設定をしている(※過去の実績から、野村の弱気は結果がよくないことが分かっています)ことから、積極的に買いを入れる理由が見当たりません。VCがいないので売り玉は出てこないかもしれませんが、そもそも買いが入らなければ意味がありません。プラスリターンになったとしても、微益程度と思われます。
総合的に判断して、スミスは「見送り」の方針です。
1.予想当選確率と期待利益 *1
スミスの独自予想当選確率は以下の通りです。*2
〇KHC(1451)
・野村證券 1.45%
・アイザワ証券 0.97%(参考)
・MUMSS 0.80%
・そのほかの証券は、0.20%未満または抽選無しの予想です。
(SBI、カブコム)
主幹事の野村證券でやや高めの予想です。スミスは公募価格と同値程度の初値形成になると思っていますので、期待利益は0円としています。割り当てが少ないので、おそらくですが、SBIで「うっかり」当たってしまう可能性は低いでしょう。
2.スミスの参加スタンス:見送ります
スミスは不参加の予定です。野村は当たるかもしれませんが、当たってもうれしくないので、申し込まないでおきます。
今回はこれくらいで。それでは、また。
*1:予想当選確率の計算する際の配分枚数・参加人数には推計を多く含んでおりますので、正確なものではありません。期待利益に関しても同様です。予想当選確率については、スミスは2~3倍程度の誤差範囲内に収めることを目標に努力しているつもりですが、特に公開情報が少ない証券会社では誤差が大きくなっている可能性があります。あくまで参考程度にご利用ください。
*2:計算対象の証券会社:野村、大和、SMBC、みずほ、三菱、マネックス、楽天、東海東京、岡三、丸三、岩井コスモ、松井、むさし、カブドットコム、エイチ・エス、内藤、藍澤。参考程度に、岡三オンライン、ライブスター、SBIも一応観察はしています。なお、カブドットコム証券以外の委託幹事は、当選確率が極めて低いことが分かっているので、幹事入りしていても原則記載していません。