IPO予想当選確率計算モデルを改良しました(β1.1a)。
IPO当選確率計算モデルを改良しました。
変更点
①藍澤証券と内藤証券を予想対象に追加しました。
②平幹事補正を若干引き下げました。
現在の予想対象証券
【精度やや高】
SMBC、楽天、エイチ・エス
【精度中程度】
野村、大和、みずほ、三菱、マネックス、東海東京、岡三、岩井、丸三、いちよし、松井、カブコム
【精度低】
むさし、ライブスター、内藤、藍澤
【参考】
SBI
計算式
予想当選確率=個人抽選配分枚数(A)/参加者数(B)
・個人抽選配分枚数(A)=(配分枚数)*(個人配分率)*(抽選配分率)
・参加者数(B)=(基本参加者数)*(平幹事補正)*(人気感応度補正(変動))
(〇公表されている ▲未公表の場合は推計も含む △スミスによる推計)
▲配分枚数:各証券会社への割当枚数
△個人配分率:全配分のうち、個人投資家に当てられる割合
〇抽選配分率:個人投資家への配分のうち、抽選に当てられる割合
△基本参加者数:Bランク銘柄銘柄を基準とする標準的な参加者数
△平幹事補正:平幹事の参加者数は主幹事の83%程度になるのを反映(大手5社のみ)
△人気感応度補正:銘柄の人気度に合わせて基本参加者数を変動させる。各証券会社の人気感応度のタイプはα・β・γ・δ・εの5種類のいずれかに分類。*1
内部データは非公表です。
次回のIPOから、この新版(β1.1a)で計算します。
今回はこれくらいで。それでは、また。
J. S.
*1: 例えば、資金拘束のあるSMBCなどでは、人気の高い銘柄に絞って参加する人が多く存在するため、人気が上がると参加者の増加量が大きくなる。一方、野村證券は申込資金不要のため、Cランク以上の銘柄では人気が上がっても参加者の増加量は比較的小さいと考えられる。こうした人気に対する変動の仕方のセットを5つ用意した。